チネリのピストバイクにブレーキをつける

チネリのピストバイクにブレーキをつける

ピストバイクにブレーキをつけるには

ピストバイクはそもそもブレーキを装着できるように作られていないものも多い。
購入したCinelliのピストもリアブレーキは付けられるようになってない。ちなみにフロントブレーキもドリルで穴を開けるようになってる。なんというDIY仕様。リアブレーキはプレートかませて取り付けた。

今回、実際にブレーキを装着してみて思った。いろいろ面倒臭い!
想定外のことでパーツを追加注文したり、ドキドキしながらドリル工作したりして大変。
自分でブレーキつけるのはDIY精神旺盛な人にしかお勧めしない。

用意したパーツ

Campagnolo Chorus ブレーキ

ブレーキはカンパニョーロのコーラスをチョイス。シマノでいう105クラス。
カンパにしたのはイタリアのブランドだから。チネリもイタリアだし揃えてみた。
カンパニョーロ 前後ブレーキ コーラス

Campagnolo TTブレーキレバー

ブレーキレバーにもカンパ。他のブランドだと引き幅が違ったりするから、ブレーキとレバーのブランドは合わせないといけない。
カンパニョーロ TTブレーキレバー

Campagnolo ブレーキケーブル

カンパ用のブレーキケーブル。
カンパニョーロ用 ブレーキケーブル

PROFILE DESIGN ブルホーンバー OZERO TT

ハンドルバーはブルホーンに交換する。ブルホーンだからTTブレーキレバーつけられる。憧れのエアロなデザイン。
ただしこのパーツだけはイタリアブランドではない。
プロファイルデザイン ブルホーンバー OZERO TT

Dedaバーテープ

ブレーキと関係ないけど、バーテープ。ちなみにDedaもイタリアブランド。蛍光オレンジの色がすごい目立つ。
Deda バーテープ 蛍光オレンジ

DIA-COMPE ピスト用 ブレーキプレート

リアブレーキを取り付けるプレート。2枚入りかと思いきや1枚入りだったから追加購入した。
 ダイアコンペ ピスト ブレーキプレート

フレームに傷がつかないようにプレートにはフィルムを貼る。
 ダイアコンペ ピスト ブレーキプレート

ブレーキ用 チタン製 枕頭ナット

ブレーキについてたナットだと長さが足りなかったから追加購入。長さで仕方なく選んだ無駄にチタン製の高級品。
フロントブレーキ用に37mm、リアブレーキ用に32mm、
ブレーキ用 枕頭ナット ピボットナット

左4つがカンパのブレーキに付属してたナット。右2つが購入したチタンナット。長〜いナットが必要だった。
ブレーキ用 チタンポピットナット

取り付け手順

フロントブレーキ取り付け

チネリのフロントフォークはドリルで穴を開けることでフロントブレーキを取り付けられるようになってる。
ちょうどこの的っぽいマークのところ。まずはドリル工作しよう。
チネリ ピストバイクのフロントフォーク

フロントフォークの後ろ側の穴から6mmのドリルピットで貫通。
途中までは元から穴が空いてるから、普通にやってれば穴が斜めったりはしない。簡単っす。
フロントフォークにブレーキ用のドリル穴開けた

綺麗に穴あけられた。塗装が少し削れてるけど、ブレーキ装着したら関係ないから気にしない。
フロントフォークにブレーキ用のドリル穴開けた

ブレーキ付けるとこんな感じ。
ピストバイクにフロントブレーキを取り付け

ブレーキの前後はブレーキパッドの矢印で判別できる。矢印の方向が進行方向になるように付ける。ちなみにボルトの長い方が前ブレーキ。
カンパニョーロのブレーキの前後

後ろの穴からナットを入れてボルトを締める。
ピストバイクにブレーキ取り付け

リアブレーキブレーキ取り付け

リアはシートステーをプレートで挟んで、そのプレートの穴にブレーキを取り付ける。

さて取り付けようと思ったら・・・、プレートの穴にナットが入らない。
厳密に言うとブレーキの止め方には「ナット式」と「枕頭ナット式」の2種類があるらしい。
このブレーキは長いナットで止める「枕頭ナット式」。でもこのプレートは「ナット式」に対応してる。枕頭ナットを使うにはドリルで拡張しないといけない。

さっそく8mmのドリルピットでナットが入るよう工作。
ブレーキ取り付けプレートにドリル工作

こんな感じで頭のところでピッタリ止まる。うん、上手くいった!
ブレーキ取り付けプレートにナット取り付け

取り付けるとこんな感じ。結構ギリギリにしか取り付けられなかったけど、問題なく使える。
ピストバイクにリアブレーキ取り付け

ハンドル取り付け&ケーブル接続

前後ブレーキブレーキは取り付けた。あとはハンドルバーにブレーキレバーつけてケーブルで繋ぐだけ。
ステムの前面のボルトをとってハンドル交換。

しかしここで問題発生。普通のオーバーサイズのハンドルは31.8mm径。でもDedaのステム&ハンドルは31.7mm径。
微妙な独自規格!!なんでだよ!たった1mm!
まぁアルミならこれくらいの違いは問題なさそうだけど。そのうちステム交換しようかな。
プロファイルデザインのブルホーンバーOZERO TTを取り付け

OZERO TTはツヤツヤ塗装。フレームの塗装もツヤツヤだからマッチしてる。
プロファイルデザインのブルホーンバーOZERO TTを取り付け

ハンドルにはケーブル通す穴が3箇所開いてる。自分のハンドルのもち方に合わせてケーブル通す箇所を選択できる。
そこから長さを調整してカット。ハンドル操作に影響しない程度の長さにしないといけないよ。
ピストバイクにブレーキケーブル取り付け

アウターケーブル通したらブレーキレバー取り付け。インナーケーブルを通したらレバーの向きを調整することができなくなる。この時点でしっかり調整。
カンパニョーロTTブレーキレバー取り付け

STIに比べたら小さいレバーだけど作りはしっかりしてる。安心。
カンパニョーロTTブレーキレバー取り付け

インナーケーブルを挿入。レバーを通してアウターケーブルに入れるところが難しい。こねくりまわしてなんとか通した。
カンパニョーロTTブレーキレバーにインナーケーブル挿入

インナーケーブルをブレーキにつないでカット。エンドキャップは前から持ってた黒いのつけた。
ブレーキ インナーケーブルのエンドキャップ取り付け

ブレーキパッドの当たりを調整。
カンパニョーロ ブレーキパッド調整

バーテープまいた。ハンドルの平らなところはバーテープ巻かない方がカッコイイかも。ということで、これで様子見。
ブルホーンバーにバーテープ巻いた

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