キノコ培養のためにクリーンベンチ(無菌箱)を自作した

キノコ培養したいけどコンタミばっかり。クリーンベンチを作ることにした。

仕組み

クリーンベンチの上部にあるHEPAフィルターつき空気清浄機から空気が出てくる。HEPAフィルターは細菌をキャッチするから出てくる空気はちょー綺麗。空気が外から入ってこないようにすれば箱の中は常に無菌状態。中で操作すれば培地にカビが生えることもなくなるよ。そういう仕組み。
自作クリーンベンチ
今回の場合はできるだけシンプルかつコンタミしにくいように考えてみた。空気清浄機のパワーがなくても大丈夫なように密閉型で、排気用の穴はちょー小さくした。確実な排気とエタノール噴霧を組み合わせてなんとかする感じ。

HEPAフィルターつき空気清浄機

使ったのはUSB駆動の卓上空気清浄機。こんな小さい空気清浄機にHEPAフィルターを使う意味とは・・・と思いつつも簡易クリーンベンチの自作にはぴったり。手前の穴から吸気して上部の穴から排気する仕様。だから上下逆に取り付ける。
HEPAフィルターつき空気清浄機

プラBOXの蓋に四角い穴をあけてグルーガンで隙間なく接着。四角い穴は電動ドリルで四隅に穴を開け、カッターで穴を繋ぐ感じであけた。
HEPAフィルターつき空気清浄機

2mmのドリルピットで排気用の穴をあけた。あんまり大きい穴だと外気が逆流してきそうな気がしたから小さめの穴。手をかざすとうまく排気できてるのが分かる。
排気用の穴

プラBOXはシーリングのある密閉式のものを注文した・・・つもりだったが。間違えてフツーのプラBOX注文してたから後付けでウレタンシーリング。グルーガンで頑張ってつけた。
アマゾンで関連商品とか辿ってるうちに目的の機能が付いてないの買っちゃうみたいなのあるよねーー。
自作クリーンベンチ

手を入れる穴

手を入れる穴はドリルで丸い形にたくさん穴をあけて、その穴同士をカッターでつないであけた。直径9cmくらいかな。実際には少し横長の楕円にしてある。
ゴム手袋は100均でLLサイズを買った。グルーガンで外から内から隙間なく接着。耐久性に心配ありだけど、ダメになったらまたゴム手袋買って付ければいいや。
100均のゴム手袋

観察用の窓

プラBOXは半透明。中を見ることができないこともないが、透明の窓があるとなお良い。ということで2mm厚の300×200塩ビ板を取り付けた。
まずプラBOXの側面をアクリルカッターで切り抜く。そこに内側から塩ビ板を瞬間接着剤で仮止めし、グルーガンで隙間なく接着。
アクリル窓

使い方

中には培地、試料、約80%濃度のエタノール入り霧吹き、ピンセットやキッチンペーパーを入れとく。蓋をして空気清浄機のスイッチONで排気。中に入ってる物や空間にエタノールをたっぷり噴霧。しばらく放置で中を乾かす&排気。中のカビとかなくなってそうだったら操作開始。
自作クリーンベンチ

今のところこんな感じでコンタミはしてない。作りもシンプルだし、コンタミするとしたらどっか隙間があいちゃったときぐらいだろう。これでキノコ増やし放題だぜ!

製作費

空気清浄機:2000円 (トップランド(TOPLAND) USB パーソナル エアクリーナー デスク専用 空気清浄機 高性能HEPAフィルター搭載 ホワイト M7070)
プラBOX:1000円 (Astage NCボックス #25 [W約29.5×D約44.3×H約25.9cm])
塩ビ板:500円 (光 塩ビ板 透明 2×200×300mm EB232-1)
ゴム手袋:100円 (100均で買ったLLサイズの)
ウレタン:500円 (東急ハンズで前に買ったブロックの一部を使った)

総額:4100円

使った道具は電動ドリル、円形カッター、アクリルカッター、普通のカッター、グルーガンとか。DIYとかやる系の人なら持ってて損はない道具ばかり。無かったら買おう。

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