発光キノコ栽培 : ヤコウタケ栽培キット観察編

1日目(4/23) 栽培開始

ヤコウタケ栽培キット 初日

ヤコウタケ栽培キット 初日
設置から8時間くらい。温度、湿度不明。種菌に変化なし。
外部センサー式の湿温度計買おうかな。

2日目(4/24) 白いモサモサ発生

ヤコウタケ栽培キット 2日目
パッと見だと変化なし。でも横から光を当ててマクロレンズで接写すると白いモサモサが生えとるじゃないか!!!
肉眼では注意して見ればかろうじて分かる程度。
寝る前に中心の腐葉土が少しだけ乾いてきたので水を追加した。

ヤコウタケ栽培キット 白いモサモサ

ヤコウタケ栽培キット 白いモサモサ
写真を拡大すると茂ってる箇所はこんなにモサモサ!

3日目(4/25) 白いモサモサ増加中

ヤコウタケ栽培キット 3日目
白いモサモサが増加中。肉眼でも見えるようになってきた。

5日目(4/27) 菌糸の発光を確認

ヤコウタケは菌糸も光る。それは知っていたが、いったいいつから光り始めるのだろう。
暗闇で確認してみた。本当の真っ暗闇で観察するとごくごく僅かに光ってる!!!五日目で!!!!

ヤコウタケの菌糸の発光
一眼レフの機能をフルに使って発光を写真におさめた。肉眼ではこんなにハッキリ見えないよ。

ヤコウタケの菌糸の発光
明かりをつけて上の写真と同じアングルで撮影。
種菌と腐葉土の境が光っていたことが分かる。

発光を観察する為のポイントは2つ。
・真っ暗闇の中でひたすら目をならす
 3、4分はかけないと目が暗闇になれないと思う。

・ヤコウタケを手で温める
 これは恐らくなんだけど発光の強さは温度に依存する。生育に適した温度、ヤコウタケなら27度前後が一番発光が強くなると思われる。世界初の潜水艦タートル号では艦内の明かりに発光キノコを使ったけど、艦内の温度が低かったために予想よりも発光が弱かったなんて話もあるし。

9日目(5/1) 白い毛玉が発生

ヤコウタケの子実体原基だと思われる白毛玉が数個現れた。もはやある程度の暗さがあれば発光を確認できるようになった。
ヤコウタケの子実体原基

ヤコウタケの子実体原基の発光
子実体原基ができて以降は明るい場所で育てると子実体の発光が強くなるそう。太陽光はNGだが蛍光灯の明かりがよく当たるところに置くべし。

12日目(5/4) 子実体の子ども

白い毛玉みたいなのが発達してキノコの頭っぽくなってきた。おぉ!成長しておる!
ヤコウタケの子ども
キノコってどうやって子実体まで成長するのか謎だったがこうなるのね。

ヤコウタケの子ども 発光ver
発光はますます強くなり殆どノイズが出ない感度で撮影できる。なんだか地面がヒビ割れて光っているみたい。
でも子実体の子どもは発光しないらしい。

この先は君の目で確かめてくれ!

この後は無事に2本のヤコウタケがニョキッと出てきてくれた。「これがキノコだと!?」と思えるくらい光る。自然の神秘やで、ほんま。
これ以降は菌糸を分離&培養するにはどうすればいいかに夢中で日記も写真もナシ。そうこうしているうちにうっかり水をあげ忘れてカピカピに。子実体はもう出てきませんでしたとさ・・・。
ヤコウタケの子実体がどんなのか気になる君は自分で栽培してみてくれよな!!

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