「聲の形 -A Silent Voice-」聖地巡礼 in 大垣
聲の形が掲載されてるときはマガジン毎週読んでた。やっぱり良い作品だよね。
で、大垣に聖地巡礼に行ってきた。地元が近いから名前は聞いたことあったけど、行ったのは初めてかも。
京アニが映画化するってのもあって大垣も力を入れて情報発信している。
参考サイト
[聲の形 舞台ガイド|大垣・西美濃観光ポータル「水都旅(すいとりっぷ)」]
こっちはメインの場所を漫画の絵と対比させて紹介してる。初めて行くならこっちを見ながら観光するといいかも。
今回はこの観光ガイドを見ながら、特に行きたい所をピンポイントに見てきた。
[『聲の形』の舞台紹介in西美濃|大垣地域ポータルサイト西美濃]
こっちは細かい場所まで紹介している。その場所が登場するページ数やコマ数まで載ってるのは凄い。更にはおすすめ観光スポットまで混ぜ込んで、聖地巡礼からの観光へと上手く誘導してるのは流石。
2回目の聖地巡礼や時間をかけてじっくり観光するときはこっちを参考にするといいかも。
JR大垣駅 東海道本線 5番線ホーム
大垣へ到着して最初の撮影スポット。漫画3巻の表紙にもなってるスポット。表紙絵は色々とアレンジされてるので全く同じ写真は撮れない。ホームの左側は別の場所を参考に書かれているらしい。
到着から撮影まで、電車が到着するのを少し待たないといけなかった。でも停車時間は長いからじっくり撮影できた。鉄道撮影には独特なマナー(三脚使用やフラッシュ撮影の禁止など)があるのでそこは要注意。
大垣駅周辺
新大橋
神田町1丁目交差点の歩道橋
四季の広場
虹の橋(ハーピアン)
小学生時代の将也が弾いてたり、家出した結絃を探す硝子が弾いてた楽器。独特な音色と弾き心地だった。
ハーピアンというのはハープとピアノをくっ付けた造語らしい。
ファとシがない。これは民謡でよく使われる音階とのこと。
滝のトンネル
美登鯉橋
物語のキーとなる橋。美登鯉橋と書いて「みどりばし」と読むらしい。桜の咲く季節にまた来たいね。
地元のおじさんが鯉にパンあげてた。おじさんによれば昔はもっと色の綺麗な鯉がいたらしい。今は黒い鯉がうじゃうじゃ。
6巻の表紙絵。橋のこっち側に降りてくるのが大変だった。というのも橋下へ降りる階段の柵はだいたい鍵がかかってた。川沿いに下って行ってやっと柵のない階段を発見。そこから降りて美登鯉橋へ戻って撮影。
画角と人物描写の関係
構図合わせをしてて気づいたのは、聲の形では基本的に望遠レンズを通したような描き方をしていること。実際の建物の位置関係が肉眼で見るよりもグッと圧縮されて、遠くのものでも大きく描かれている。これがどういう効果を生むかといえば、人物を中心に描いたときに背景の広がりが少なく、ポートレイトっぽい雰囲気になる。つまり人物の内面に迫っているような印象を読者に与える。
他の漫画と比べると分かるけど、聲の形のコマはひたすら人物中心だ。「もうお腹いっぱい・・・」ってくらい人物中心のコマが続き、画角の効果で余計な情報が入ってないからその人物の内面から離れることもできない。読者を物語に惹きつける画角マジックだ。
この画角の感じが京アニのアニメ化でどうなるか注目だね。京アニは背景もしっかり綺麗に広く描く傾向にあるから、漫画とは雰囲気が違ってくるかも。それもまた良し。
おまけ
撮ってきた写真と漫画を合成してみた。
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