フリクリでのVespa 180SS
登場作品 | フリクリ |
話数 | 全話 |
使用者 | ハルハラ・ハル子 | 特定根拠 | 設定資料集 |
ハル子の愛車。ナオ太を度々ひき飛ばす危ないスクーター。通称光速ベスパ。空を飛んだり、ハル子が呼べば自律走行で駆けつけたりできる。フリクリ3話にてガンダムの頭部っぽいパーツを使って修理しており、ただのベスパではない様子。小説版によれば三次元空間の物理法則を無視した動きもできるらしい。
設定資料集によればマフラー部分は150ss、ナンバーは「マバセ 56-56」。エンディングの実写映像ではより詳細に「マバセ ろ 56-56」となっている。
モデルとなったのは鶴巻監督が所有していた黄色いベスパ。キャラデザの貞本義行さんに進められて買ったそう。EDの実写映像部分で使われているのはまさに鶴巻監督のベスパ。また本来、ベスパssのカラーリングには青、赤、白しかない[1]ので黄色は独自カスタムだと思われる。塗装にはドカティのデスモのイエローを使っているようだ[2]。
ちなみにフリクリ1話の会話中に出てきた「優作が乗ってるやつ」とは、探偵物語に登場した白の「Vespa P150X」のこと。ハル子のベスパとは少し違うのだ。
Vespa 180SS
ジャンル | バイク |
ブランド | Vespa |
機種名 | 180 Super Sport (180SS) |
発売年 | 1966年 |
イタリア製のスクーター。ベスパとはイタリア語でスズメバチの意味。ローマの休日や探偵物語など、様々な映像作品に登場しており、日本国内でも人気の高い車種である。
丸っこいヘッドライトが特徴のベスパだが、180SSは台形のヘッドライトを使用した特徴的なモデル。通称”角目ベスパ”。
参考サイト・文献
[1] Vespa特集 > vol.03 ヒストリックモデル #01 – BOS BIKE BUFFET
[2] 貞本義行 @Y_Sadamoto – Twitter